英語の発音|アクセント(語強勢)ルールと位置の覚え方|音声つきミニレッスン
「英語のアクセントのルールは読んだ。名詞は前、動詞は後ろ、-tion の前は強い。それでも、初めて見る単語を前にすると位置で迷い、声に出すと結局どの音節も同じ強さになる」。発音の指導で繰り返し出る相談です。
先に用語を切り分けます。日本語の「アクセント」には3つの意味が混ざっています。①訛り(British accent のような地域・母語による音の特徴)、②単語の中でどの音節を強く言うか(語強勢・word stress)、③文全体の声の上げ下げ(イントネーション)。この記事が扱うのは②だけです。①は「通じるか」とは別の指標なので扱いません。③は文の話なので、この記事では扱いません。
原因はルールの知識不足ではありません。ルールを「読む」ことと、音を「聞いて拾い、自分の口で置き直す」ことが、別の能力だからです。多くの解説はルールを読ませるところで終わります。この記事は、読んだルールを音声で拾い、自分の口で置き直すところまでを1本で扱います。語強勢の位置ルールを6つに整理し、1ルールごとに「拾う→置き直す」の練習を付け、最後に例語を含む書き下ろしの英文を音声で確かめる構成です。読み終えたとき、初見の単語の強勢を根拠つきで決められる状態を目指します。
結論|語強勢の位置は「接尾辞・品詞・語の組み合わせ」の3つの手がかりで決まる
英語の語強勢は、単語ごとに丸暗記するものではなく、3つの手がかりから決まります。 その3つの手がかりを6つのルールに展開したのが下の表です。
| ルール | 手がかり | 例 |
|---|---|---|
| ① 2音節語は名詞が前・動詞が後ろ | 品詞 | REcord(記録)/reCORD(記録する) |
| ② 接頭辞は強勢を持たない | 接頭辞 | rePORT・apPROVE・deCIDE |
| ③ 接尾辞が位置を決める | 接尾辞 | ecoNOMic・presenTAtion・engiNEER |
| ④ 複合名詞は前の語が強い | 語の組み合わせ | MARketing team・DEADline |
| ⑤ -teen は後ろ・-ty は前 | 数字 | thirTEEN/THIRty |
| ⑥ 迷ったら前寄り。借用語は例外を個別に | 全体の傾向 | MANager・ENergy/hoTEL・perCENT |
表記について1つだけ確認します。この記事では、強く長く言う音節を大文字で示します(REcord なら「レ」の音節が山)。発音記号(強勢の直前の「ˈ」)の読み方は発音記号の練習アプリ(全44音素)で扱っています。
ここで重要なのは、6つのルールを見る順番です。初見の単語では、まず接尾辞(③)を見る。接尾辞に該当が無ければ、2音節語なら品詞(①)、接頭辞つきの動詞なら②を当てる。それでも決まらなければ⑥の「前寄り」に置く。複合語と数字(④⑤)は語の組み合わせで判断します。

なぜ位置が「通じる・通じない」を分けるのか
ルールに入る前に、なぜ語強勢の位置がそこまで重要なのかを構造で押さえます。
まず理解したいのは、英語の強勢は「強さ」だけでできていないということです。強勢のある音節は強く・長く・高く・母音がはっきりし、強勢のない音節は弱く・短く・あいまいになります(Roach 2009)。つまり山を1つ立てることは、残りの音節を谷にすることと同じです。位置を1つ決めれば、単語全体の形が決まります。
この山の位置をわざとずらして読んだ音声は、母語話者・非母語話者を問わず書き取りの正答率が落ちます(Field 2005)。音素が正しくても、山の位置がずれれば聞き手の中では別の単語になります。
日本語話者にとって、この層が難しい理由も構造的です。日本語のアクセントは「高低」で作られますが、英語の強勢は強さ・長さ・母音の質を同時に動かします。日本語の音の運びのまま読むと山が立たず、すべての音節が同じ強さで並びます。カタカナ語(マネージャー、ホテル、パーセント)ほど平板に読まれやすいのはこのためです。これは個人の癖ではなく、2つの言語のアクセントの作り方の違いから生じる、予測できるズレです。予測できるということは、ルールで直せるということです。
ルール①|2音節語は「名詞は前・動詞は後ろ」
同じつづりで、名詞と動詞で強勢の位置が変わる語があります。名詞は前の音節、動詞は後ろの音節が原則です。
- REcord(記録)/reCORD(記録する)
- PREsent(贈り物・現在の)/preSENT(提示する)
- INcrease(増加)/inCREASE(増える)
- OBject(物体)/obJECT(反対する)
- CONtract(契約)/conTRACT(縮む)
- PROgress(進捗)/proGRESS(進む)
ビジネスの場面では、この対の両方が1つの会議に出てきます。位置を間違えると、聞き手は文脈から復元するために一拍止まります。
注意点が1つあります。この規則は「2音節の名詞・動詞の対」に当てはまる原則であって、2音節語のすべてには当てはまりません。 report は名詞でも動詞でも rePORT、control は conTROL、design は deSIGN です。これらは次のルール②(接頭辞)で説明がつきます。
練習|拾う→置き直す
- 拾う:次の6つの文を読み、下線の語が名詞か動詞かを判断して、強い音節を決めてください。
- Please record the number. / Look at the record.
- We will present the plan. / It is a present for you.
- Sales will increase. / We expect an increase.
- 置き直す:各文を、山の音節で机を1回叩きながら3回ずつ言います。名詞の文と動詞の文を交互に言い、山が前後に移る感覚を口に残してください。
ルール②|接頭辞は強勢を持たない
re-・pre-・de-・ex-・con-・ap-・dis- のような接頭辞は、原則として強勢を持ちません。強勢は接頭辞の後ろ、語幹の側に落ちます。 動詞で特に安定しています。
- rePORT(報告する)
- apPROVE(承認する)
- deCIDE(決める)
- exPLAIN(説明する)
- conFIRM(確認する)
- preDICT(予測する)
- disCUSS(議論する)
カタカナで「リポート」と覚えている語ほど、前に山を置きがちです。接頭辞を「谷」と決め、後ろで声を立てれば、この群の語は形が揃います。
ルール①との関係も整理します。名詞・動詞の対で動詞の強勢が後ろに来るのは、re-・pre-・in-・ob-・con-・pro- が接頭辞だからです。①と②は別のルールではなく、「動詞では接頭辞が谷になる」という同じ原理の2つの現れです。
練習|拾う→置き直す
- 拾う:次の語を見て、接頭辞に印をつけ、強い音節を決めてください。 report / approve / decide / explain / confirm / discuss
- 置き直す:接頭辞を短く弱く、語幹をはっきり長く。「リ・ポート」ではなく「r’PORT」に近い形で、6語を各3回言います。接頭辞の母音があいまいになれば正しい形です。
ルール③|接尾辞が位置を決める(3つのグループ)
ここが6つのルールで最も適用範囲が広く、初見の長い単語で最初に見るべき手がかりです。接尾辞は強勢への働きで3グループに分かれます。
グループA:接尾辞の直前の音節に強勢を引き寄せる
- -tion/-sion … presenTAtion・inforMAtion・deCIsion
- -ic/-ical … ecoNOMic・straTEgic・speCIFic・poLITical
- -ity … aBILity・responsiBILity・seCUrity
- -graphy/-logy … phoTOGraphy・techNOLogy・psyCHOLogy
このグループの強みは、語が長くなっても位置が接尾辞から数えて決まることです。responsibility は6音節ですが、-ity の直前の BIL に山を立てれば迷いません。
グループB:接尾辞そのものに強勢が来る
- -ee … employEE・refeREE
- -eer … engiNEER・volunTEER
- -ese … JapaNESE・ChiNESE
- -ique … uNIQUE・techNIQUE
グループC:強勢の位置を動かさない
- -ment/-ness/-ful/-less/-er/-ly/-ing/-ed
このグループは、元の語の位置をそのまま保ちます。MANage → MANagement、deVELop → deVELopment、CAREful、QUICKly。「-ment が付いたから位置が動くのでは」と迷う必要はありません。

練習|拾う→置き直す
- 拾う:次の語の接尾辞に印をつけ、A・B・Cのどのグループかを決めてから、強い音節を決めてください。 presentation / economic / engineer / management / security / Japanese
- 置き直す:山の音節だけを長く、他を短く。特に presentation は「プレゼンテーション」の8拍ではなく、TA だけが長い4音節の形にします。
ルール④|複合名詞は前の語が強い
2つの語が1つの名詞になった複合名詞では、前の語に主強勢が来ます。
- MARketing team・SALES team
- DEADline・WEBsite
- BUDget report・hoTEL project(ホテル案件、という1つの名詞として)
これに対して、「形容詞+名詞」の組み合わせは後ろの名詞が強くなります。BLACKboard(黒板)と black BOARD(黒い板)は、強勢の位置で意味が分かれる典型です。前が強ければ1つの物の名前、後ろが強ければ説明つきの名詞、と読み分けてください。
練習|拾う→置き直す
- 拾う:次の組み合わせが「1つの物の名前」か「形容詞+名詞」かを判断し、強い語を決めてください。 marketing team / new engineer / deadline / final proposal / budget report
- 置き直す:複合名詞は前の語を立てて後ろを軽く、形容詞+名詞は後ろの名詞を立てます。各3回。
ルール⑤|数字の -teen は後ろ、-ty は前
13〜19 の -teen は後ろの音節、20〜90 の -ty は前の音節に強勢が来ます。
- thirTEEN/THIRty
- fourTEEN/FORty
- fifTEEN/FIFty
社会人の実務で、この対を取り違えると数字が10倍近く変わります。「13%」が「30%」に聞こえるのは、-teen と -ty の母音の違いよりも、山の位置が同じになっていることが原因です。-teen は後ろを長く高く、-ty は前を立てて後ろを短く落とせば区別がつきます。
1つ補足します。-teen の語は、直後に強い音節(強勢のある音節)が続くと、前の音節へ寄ります(thirteen people → THIRteen PEOple)。後ろの強い音節とぶつからないための調整で、英語の強勢は「山を等間隔に並べる」性質によります。percent のように弱い音節(per-)から始まる語が続くときは寄らないため、thirTEEN perCENT はそのままです。
練習|拾う→置き直す
- 拾う:13・30・14・40・15・50 を英語で書き、それぞれの山の位置を決めてください。
- 置き直す:thirTEEN と THIRty を交互に、山で机を叩きながら5往復。-ty の後ろの音節を「ティー」と伸ばさず、短く落とすのがポイントです。
ルール⑥|迷ったら前寄り。ただし借用語は例外を個別に覚える
英語の内容語(名詞・動詞・形容詞・副詞)の多数派は、語頭の音節が強いことが語彙統計で示されています(Cutler & Carter 1987)。したがって、手がかりが無いときの既定値は「前」です。
- MANager・ENergy・PATtern
- INternet・CATegory・DAMage
一方で、フランス語などから入った借用語には、後ろに強勢が来る例外がまとまって存在します。カタカナ語として定着している語に、この例外が多いのが厄介な点です。
- hoTEL(ホテル)・perCENT(パーセント)
- eVENT(イベント)・caREER(キャリア)
- maCHINE(マシン)・poLICE(ポリス)
この群は「例外リスト」として個別に覚えるほうが速く、数も多くありません。仕事で使う語のうちカタカナで平板に読んでいるものを洗い出し、辞書で位置を確認して山を立て直しておくと、形が安定します。
練習|拾う→置き直す
- 拾う:次の語を「前が強い」「後ろが強い」に仕分けてください。 manager / hotel / energy / percent / pattern / career
- 置き直す:hotel は「ホ・テ・ル」の3拍ではなく、ho を短く TEL を長く、2音節の形にします。percent も同じです。
アクセントとイントネーションの違い|単語の話か、文の話か
ここまでは単語の中の話でした。混同されやすいのがイントネーションで、こちらは文全体の声の上げ下げです。語強勢を外すと単語が伝わらず、イントネーションを外すと意図が伝わりません。別の層の問題なので、直し方も分けます。
順番としては、語強勢が先です。文のイントネーションは強勢のある音節を起点に高低が動くため、山が立っていない状態で抑揚をつけても不自然になります。この記事で単語の山を立ててから、文の上げ下げは英語発音の練習法のイントネーションの層で扱ってください。
記事内ミニレッスン|聞いて拾う→自分で置き直す(約10分)
6つのルールの例語を含む英文で練習します(③はグループB・Cの語を採用)。以下の英文はこの記事用の書き下ろしオリジナルで、前四半期の報告場面のトーンで作ってあります。手順は「通しで聞いて位置を拾う → スローで確かめる → 止めて反復する → 重ねて読み、録って比べる」の4ステップです。練習法はオーバーラッピングと Listen & Repeat の2つに絞ります。ここまでの①〜⑥の例語は、すべて下の英文に入っています。
Practice 1:通しで聞き、強勢の位置を拾う(約2分)
上の音声(通常速度)を、下のスクリプトを見ながら通して聞きます。ここでは大文字版を見ないでください。 聞きながら、太字の語のどの音節が強く長く聞こえたかを、スクリプトに自分で印をつけます。
【英文】 Let me present the record for the last quarter. Sales increased by thirteen percent, not thirty, so please record the correct number in the budget report. The hotel project in Osaka is on schedule, and a new engineer will join the marketing team in September. If management approves the plan, we will present the final proposal next Monday.
【日本語訳】 前四半期の記録をご説明します。売上は30%ではなく13%増えたので、予算報告書の数字を訂正してください。大阪のホテル案件は順調で、9月には新しいエンジニアがチームに加わります。経営陣の承認が下りれば、来週月曜に最終提案を提示します。
Practice 2:スローで確かめ、ルールと照合する(約2分)
スロー版(0.7倍速)で、自分がつけた印を確かめます。確かめ終えたら、下の大文字版と照合してください。
【英文(大文字=強く長く言う音節)】 Let me preSENT the REcord for the last QUARter. Sales inCREASED by thirTEEN perCENT, not THIRty, so please reCORD the corRECT NUMber in the BUDget report. The hoTEL project in Osaka is on SCHEDule, and a new engiNEER will join the MARketing team in sepTEMber. If MANagement apPROVES the plan, we will preSENT the FInal proPOsal next MONday.
| 語 | 強勢の位置 | 根拠のルール |
|---|---|---|
| present(提示する)/record(記録) | preSENT/REcord | ① 動詞は後ろ・名詞は前 |
| increased/record(記録する) | inCREASED/reCORD | ① 動詞は後ろ |
| thirteen/thirty | thirTEEN/THIRty | ⑤ -teen は後ろ・-ty は前 |
| percent/hotel | perCENT/hoTEL | ⑥ 借用語の例外 |
| report/approves | rePORT/apPROVES | ② 接頭辞は谷 |
| engineer/management | engiNEER/MANagement | ③ -eer は自分に・-ment は動かさない |
| marketing team/budget report | MARketing team/BUDget report | ④ 複合名詞は前の語 |
自分の印と大文字版が食い違った語が、あなたの耳がまだ拾えていない位置です。食い違った語だけ、スロー版をもう一度聞いてください。
Practice 3:チャンクで止めて反復する(約3分)
リピート用の音声は、下の区切り(スラッシュ)どおりのチャンクで読み、各チャンクの後にポーズが入ります。1チャンク聞いたら、ポーズの間に聞こえたとおり声に出して反復してください(Listen & Repeat)。音声に重ねず、「聞く→止める→言う」の順を守ります。
【Chunked】 Let me present the record / for the last quarter. Sales increased by thirteen percent, / not thirty, / so please record the correct number / in the budget report. The hotel project in Osaka / is on schedule, / and a new engineer / will join the marketing team / in September. If management approves the plan, / we will present the final proposal / next Monday.
反復するときの基準は1つです。各チャンクの中で、山が1語につき1つだけ立っているか。 特に次の3か所を確認してください。
- present the record・record the correct number … 同じつづりの語で、山が前後に移っているか
- thirteen percent, not thirty … thirTEEN と THIRty で位置が逆になっているか。perCENT が「パー」で始まっていないか
- management approves・final proposal … MAN・PROVES・PO に山が1つずつ立ち、残りの音節が短く落ちているか
再現できなかったチャンクを1つ選び、3回繰り返します。均等にやるより、崩れた1か所を直すほうが早く安定します。
Practice 4:オーバーラッピングで通し、自分を録って比べる(約3分)
スクリプトの大文字版を見ながら、Practice 1 の音声にぴったり重ねて読みます(オーバーラッピング)。2回繰り返し、大文字の音節で声を立て、小文字の音節は短く軽く流します。
そのうえで、音声を止め、同じ英文を自分だけで読んで録音してください。 録ったら、通常速度の音声と交互に再生し、Practice 3 の3点(品詞・thirteen と thirty の区別・-ment 系の長い語の谷)が自分の声でも保てているかを判定します。
自分の発音のズレは自分の耳には正しく聞こえるため、必ず音声と交互に再生してください。チェックの回し方は英語発音のチェック方法で設計しています。

よくある質問
Q. カタカナ読みと何が違うのですか。音は近いと思うのですが。
A. 音素よりも「形」が違います。カタカナは1文字1拍でほぼ同じ長さ・強さですが、英語は山の音節が長く、谷の音節が短くあいまいになります。「マネージャー」の5拍に対し、MANager は MAN だけが長く、後ろは短く落ちます。位置を決めて、谷を短くする。これがカタカナ読みとの分岐点です。
Q. TOEIC Speaking の「Intonation and Stress」は、この語強勢のことですか。
A. 一部です。公式の評価項目は語強勢と文の強勢・イントネーションをまとめて見ています。語強勢を含む3層のどこを直すかはTOEIC Speaking の発音・イントネーションを HIGH に上げる方法で扱っています。
Q. シャドーイングで語強勢は身につきますか。
A. 初中級者の主軸としては推奨しません。スクリプトを見ずに音声を追いかけると注意が「追いつくこと」に向き、位置に向きません。ずれたまま反復すると、そのずれが固まります。この記事でオーバーラッピングと Listen & Repeat に絞ったのはそのためです。理由はシャドーイングは意味ない?で説明しています。
Q. 多少ずれても文脈で分かるのでは?
A. 位置をずらすと了解度が下がることは前段のとおりですが、山が消えて平板になると強い母音と弱い母音の差まで消え、単語の形が二重に崩れます。カタカナ語の平板読みが通じにくいのはこのためです。1語のずれは文脈で復元できても、ずれた語が文中に散らばると、聞き手は復元の負荷を積み重ねて要点を追う余力を失います。聞き返され方から母音・強勢・リズムのどの層で崩れているかは英語の発音が通じない原因で診断できます。この記事はその3層のうち「強勢の層」だけを扱います。
まとめ|ルールを知ったら、自分の音で確認する
- 語強勢の位置は丸暗記ではなく、接尾辞・品詞と接頭辞・語の組み合わせの3つの手がかりから決まります
- 初見の語は、接尾辞(③)→品詞・接頭辞(①②)→前寄りの既定値(⑥)の順に見ます(④⑤は語の組み合わせ)
- 山を1つ立てることは、残りを谷にすることです。位置を決めて、谷を短くする。これがカタカナ読みとの分岐点です
- ルールを読んだだけでは位置は置けません。聞いて拾う→置き直す→録って比べるの往復で、自分の耳と口に通してください
- 直すのは1回に1語。崩れた語を1つ直してから、次の語へ進みます
自分の強勢のズレを一人では特定しきれない方へ
語強勢でいちばん難しいのは、ルールを覚えることではなく、自分がどの語を平板に読んでいるかを特定することです。録音して比べても、判定に迷う語は残ります。
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参考情報・出典
- Roach, P. (2009). English Phonetics and Phonology: A Practical Course (4th ed.). Cambridge University Press.(強勢音節の特徴と位置規則)
- Cutler, A., & Carter, D. M. (1987). The predominance of strong initial syllables in the English vocabulary. Computer Speech and Language, 2, 133–142.(英語の内容語は語頭が強いものが多数派)
- Field, J. (2005). Intelligibility and the listener: The role of lexical stress. TESOL Quarterly, 39(3), 399–423.(強勢のずれで了解度が下がること)
- Celce-Murcia, M., Brinton, D. M., & Goodwin, J. M. (2010). Teaching Pronunciation: A Course Book and Reference Guide (2nd ed.). Cambridge University Press.(強勢規則の指導法)
- British Council LearnEnglish|Pronunciation https://learnenglish.britishcouncil.org/pronunciation