発音記号を無料で練習できるウェブアプリ【全44音素・例文・間違えやすい音・見本つき】

英語を何年勉強しても「ネイティブに伝わらない」「リスニングで聞き取れない」——その原因の多くは、発音記号を知らないまま英語を覚えてきたことにあります。

発音記号とは、英語の音をそのまま記号で表したもの。辞書でよく見る /æ//θ/ がそれです。発音記号を覚えると、知らない単語でも初見で正確に発音できるようになります。

この記事では、発音記号が必要な理由と、間違えると意味が変わるクリティカルな音を解説します。読んだらすぐ、ページ下部の練習ツールで声を出して練習してみてください。

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カタカナ英語では、なぜ通じないのか

英語を学び始めたとき、多くの人は発音をカタカナで覚えます。「water=ウォーター」「apple=アップル」のように。

しかしカタカナは、英語の音を日本語の音体系に変換した「近似値」にすぎません。ネイティブスピーカーには「アップル」と聞こえても、それを “apple” として認識できないことがあります。

英語には、日本語にない音の出し方が数多くあります。口の形、舌の位置、息の使い方——これらを正確に指定するのが発音記号です。カタカナを経由せず、英語本来の音をそのまま学べるようになります。

日本語は5母音、英語は20母音

日本語の母音は「あ・い・う・え・お」の5種類です。

英語の母音は20種類——日本語の4倍あります。

カタカナ英語では、この20種類の母音を5種類に圧縮してしまいます。圧縮された音は、ネイティブには区別がつかず、伝わらないか、まったく別の意味に聞こえてしまうことがあります。

発音記号は20種類の母音すべてに対応しており、それぞれの口の形・舌の位置を正確に示しています。これを覚えることで、「なんとなく似た音」ではなく正確な音を出せるようになります。

間違えると意味が変わる!クリティカルな音

上のイラストを見てください。たった1音の違いで、まったく意味が変わります。

単語発音記号意味
pan/pæn/フライパン・鍋
pen/pen/ペン
man/mæn/男性(1人)
men/men/男性(複数)

pan と penman と men の違いは母音だけです。/æ/(口を大きく横に開いた「ア」)と /e/(軽く開いた「エ」)——日本語にはこの /æ/ に相当する音がないため、多くの日本人が無意識に混同しています。

“Could you pass the pan?” と言ったつもりが、ネイティブには “pen(ペン)” に聞こえる。鍋を頼んだのにペンを渡されるのは、発音記号を知らないまま学んだ積み重ねの結果です。

他にも、よく起きる意味の取り違えはこちらです。

  • ship /ʃɪp/(船)↔ sheep /ʃiːp/(羊)
  • hit /hɪt/(打つ)↔ heat /hiːt/(暑さ・熱)
  • full /fʊl/(満杯)↔ fool /fuːl/(愚か者)
  • cot /kɒt/(ベビーベッド)↔ coat /koʊt/(コート)

これらはすべて、発音記号で区別を学ぶことで克服できます。

発音記号を1音ずつ練習しよう

以下のツールで、英語の全44音素をひとつずつ練習できます。

  • ネイティブ音声を聴いて正しい音を確認
  • 自分の発音を録音して AI がスコアを採点
  • 口の形・舌の位置のヒントでフォームを矯正

まず気になる音から始めてみてください。

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