VERSANTの料金と安く受ける方法|受験料6,600円・公式練習テスト・無料診断の違い
VERSANTを「安く受けたい」と検索する人の目的は、実は2つに分かれます。ひとつは正式なスコアをできるだけ安く取りたい。もうひとつはお金をかけずに、いまの自分の実力と弱点を知りたいです。
結論から言います。正式なスコアを取る方法は1つしかなく、料金は6,600円(税込)です。これは安くなりません。一方で、「自分がいま何点帯で、どのパートが弱いか」を知るだけなら、無料で、しかも本番に近い形式で測れます。この記事の最初に、その無料診断をこのページ内に用意しました。まず現在地を知りたい方は、ここから始めてください。
この記事では、VERSANTを安く受ける方法を「費用」と「出てくるスコアの種類」で整理し、目的別に最適な選び方まで示します。
VERSANTの料金と、安く受ける3つの方法
VERSANTに関わる受験手段は、大きく3つです。最初に全体像を押さえます。混同されがちですが、出てくるスコアの種類が違うため、用途が変わります。
| 方法 | 費用 | 出てくるスコア | 正式スコアとして使えるか | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ① The Past 無料VERSANT模試(このページ) | 無料 | AIによる推定スコア(CEFR目安・パート別弱点つき) | × 非公式 | まず無料で現在地と弱点を知りたい |
| ② 公式 PRACTICE TEST(Pearson) | 低価格(購入時に要確認) | PRACTICEスコア | × 正式スコアの代わりにはならない | 課金して本番と同じ形式に慣れたい |
| ③ 正式受験(Speaking & Listening Test) | 6,600円 | 正式スコア | ○ | 人事評価・提出など正式スコアが必要 |
ここで重要なのは、「安く受ける」=「正式スコアを安く取る」ではないという点です。正式スコアが必要なら、最終的に③の6,600円が必要になります。逆に、目的が「自分の実力把握」なら、①の無料診断で十分に目的を果たせます。
順番に見ていきます。
方法1:The Past の無料VERSANT模試(このページで今すぐ受験)
最も安く、最も早いのは、費用ゼロでいまの実力を測ることです。The Past では、VERSANT形式のスピーキング簡易診断を自社開発し、無料で公開しています。登録不要・約10分で、下の画面からそのまま受験できます。
マイクの使用を許可してご利用ください。うまく動かない場合は こちら(別画面)から受験できます。
この診断でわかるのは、次の3つです。
- 推定スコア(公式と同じ10〜90のスケールに対応づけた参考値)
- CEFRの目安(B1=43〜50、B1⁺=51〜58、B2=59〜66 などに準拠)
- パート別の弱点(どのパートで点を落としているか)
採点は「それっぽいAI」ではありません。VERSANT満点・受験30回以上の代表(椿)が監修し、満点保持者の実音声を正解データとして採点ロジックを校正しています。さらに、1問をAIが複数回採点して中央値を採るMulti-Vote方式や、無音比率・発話開始までの遅延の実測により、流暢さと即応性を客観的に評価しています。
受験にはマイクと静かな環境が必要です。うまく動かない場合は、全画面版から受験してください(上の画面の下にリンクがあります)。
ここで一点、明確にしておきます。この診断はAIによる参考スコアであり、公式 Versant®(Pearson PLC)とは無関係の非公式な模擬診断です。公式スコアと完全に一致するものではありません。それでも、満点保持者の基準で校正された推定値として、自分の弱点を把握する用途には十分に機能します。
詳細レポートはLINEで無料で受け取れる
診断のその場では、推定スコアと弱点パートの概要がわかります。さらに踏み込んだパート別の詳細レポート(どの能力がボトルネックで、次に何を鍛えるべきか)は、LINEで無料で受け取れます。スコアの数字だけでなく「次の一手」まで具体化したい方は、診断後にLINEから受け取ってください。
方法2:公式 PRACTICE TEST(Pearson)
「本番とまったく同じ形式に、課金して慣れておきたい」という場合は、テスト開発元であるPearson社の VERSANT OFFICIAL PRACTICE TEST(公式練習テスト) があります。正式受験の6,600円より低価格で、本番と同じ問題形式・問題数を体験できます。
ただし、購入前に必ず理解しておくべき注意点があります。
PRACTICEの刻印が入る
問題形式・問題数は本番と同じですが、あくまでも練習用です。受験結果には「PRACTICE」の刻印が入ります。

何度受けても同じ問題が出る
PRACTICE TESTは固定形式で、何回受験しても同じ問題が出題されます。つまり、複数回購入しても新しい問題には出会えません。複数購入は避けてください。
Important note: Practice tests purchased on this site are in a fixed format, so questions do not vary from test to test.(Versant English Test – Description より抜粋)
正式スコアの代わりにはならない
ここが最も重要です。PRACTICE TESTのスコアは、正式スコアの代わりにはなりません。人事評価や応募書類で「正式なVERSANTスコアの提出」を求められている場合、PRACTICE TESTでは要件を満たせません。
求人要件で「VERSANT◯点相当」とだけ書かれているケースでは、テスト形態(Speaking/Placement等)まで指定がないことも多く、自己申告の参考値として扱える場合もあります。ただし、企業が受験IDを用意して正式受験させる運用も一般的です。正式スコアが必要かどうかを、応募先の要件で必ず確認してください。
なお、弊社で複数名がPRACTICE TESTと本番の両方を受験したところ、スコアに大きな差は見られませんでした。実力把握の精度という意味では、十分に役立ちます。
購入手順
PRACTICE TESTは、以下の手順で購入できます。

versant store にアクセスし、「Asia Pacific → Japan」の順に地域を選びます。

「Versant English Test」をクリックします。

「Add To Cart」をクリックします。

氏名・住所・メールアドレス等の必要情報を入力し、「Next」をクリックします。

利用規約に同意し、「Place Order」で購入完了です。メールの案内に従って受験します。
⚠ クーポンについて:以前ご案内していた割引クーポン「TIPS25」は、2024年7月19日時点で利用できないことを確認しています。最新の価格・割引は、購入時にPearson公式ストアでご確認ください。新しいクーポンを入手し次第、本記事を更新します。
方法3:正式受験の料金(6,600円)が必要なケース
人事評価・昇進要件・転職時の正式提出など、正式なスコアが要る場合は、結局この方法になります。VERSANT(Versant English Speaking and Listening Test)の個人受験料は6,600円(税込)で、国内の販売は日本経済新聞社が独占しています。個人はVERSANT公式サイトの個人向けページから申し込みます。
この6,600円は割引手段がほぼなく、「安く受ける」対象にはなりません。だからこそ、正式受験に進む前に、無料診断やPRACTICE TESTで現在地を把握し、受験のタイミングを見極めるのが合理的です。準備不足のまま6,600円を払って受け直すより、無料で弱点を特定してから受けるほうが、結果的に安くつきます。
どれを選ぶべきか(目的・レベル別)
目的で選ぶなら、判断はシンプルです。
- いまの実力と弱点を、無料で知りたい → 方法1(無料模試)
- 本番と同じ形式に、課金して慣れたい → 方法2(PRACTICE TEST)
- 正式スコアの提出が必要 → 方法3(正式受験 6,600円)
レベルで選ぶなら、次の順序が効率的です。
- まだ一度も受けていない人:先に方法1で現在地を測り、弱点パートを特定してから対策に入る
- 本番が近い人:方法2で本番形式に慣れ、時間配分と操作感を確認する
- 提出期限がある人:方法3を受ける前に、方法1で弱点を潰してから本番に臨む
受けたあと——スコアと弱点の活かし方
VERSANTは「英語力全体」を測る試験ではありません。処理速度・音声知覚・発話構成といった個別の能力を、パートごとに測っています。だからこそ、スコアの数字より「どのパートが低いか」を見ることが重要です。弱点パートが分かれば、鍛えるべき能力が特定できます。
- Part B(復唱)が低い → 音声知覚・短期記憶の不足。ディクテーションやオーバーラッピングで音を捉える訓練を
- Part A・F(質問・自由回答)が低い → 即時応答・発話構成の不足。短文即答とオンライン英会話で発話量を
- Part D・E(文章・リテリング)が低い → 情報保持・発話構成の不足。要約トレーニングで内容を再構成する練習を
The Past では、これらをリスニング3ステップ(音声知覚→意味理解→情報保持)とスピーキング3ステップ(概念化→文章化→音声化)という枠組みで整理しています。スコアの内訳の読み方はVERSANTのサブスコア・評価項目の見方、目標点の目安はVERSANTスコアの目安(大手28社調査)、対策の全体像は満点講師が解説するVERSANT対策にまとめています。
くり返しになりますが、パート別の詳細レポートは、上の無料診断のあとLINEで無料で受け取れます。弱点の特定から「次に何をするか」までを、最短で具体化できます。
まずは無料で、自分の現在地を測る
VERSANTを安く受ける最初の一歩は、お金を払うことではなく、自分の弱点を無料で特定することです。現在地が分かれば、PRACTICE TESTに課金すべきか、すぐ正式受験に進むべきかの判断も具体的になります。
The Past の無料カウンセリングでは、診断結果をもとに、どのパート(A〜F)とどの技能(リスニング/スピーキング)に課題があるかを整理し、目標スコアまでの学習設計をお渡しします。押し売りは一切ありません。独習でスコアが伸びるなら、それが本望だからです。
VERSANT69点(C1)の英語上級者が、カウンセリングで気づいた自身の課題について語っています。
